水辺の植物三島のまちの川や池の水辺には身近な植物が見られます。植物は水の清らかさを計るバロメーターでもあります。源兵衛川(げんべえがわ)で見られる植物セリ(セリ科)
オランダガラシ(アブラナ科)
ヤナギモ(ヒルムシロ科)
コカナダモ(トチカガミ科)
エビモ(ヒルムシロ科)
ミゾソバ(タデ科)
ツリフネソウ(ツリフネソウ科)
中郷温水池(なかざとおんすいち)で見られる植物マコモ(イネ科)
アシ(イネ科)
チョウジタデ(アカバナ科)
ジュズダマ(イネ科)
境川(さかいがわ)で見られる植物ナガエミクリ(ミクリ科)
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境川が国道1号をくぐった辺りは、ミクリの仲間の水草が繁茂しています。ミクリの仲間は絶滅危惧種に指定されている珍しい植物です。 → 源兵衛川、境川、中郷温水池、清住緑地、 |
清住緑地には、セリ、ハコベ、ヤブカンゾウ、ヨモギ、ノゲシ、クレソンなど、食べられる植物が生育し、草摘みに訪れる人の姿も見られます。 |
ビオトープビオトープとは「ビオ(生命)」と「トープ(場所)」の合成語で、「動植物の生きられる環境」を意味するドイツ語です。「自然の状態で多様な動植物が生息する環境の最少単位」を意味します。 人間は自分たちの都合に合わせて、環境を変化させてきました。その結果、本来複雑で多様な自然環境を単純化してしまい、さまざまな環境に適応して生きてきた野生動植物の生息地を破壊し、生物の多様性を減少させてきました。人間によって単純化された環境に、トンボやカブトムシ、メダカといった身近な生き物たちであふれた風景を取り戻そうという運動があります。 「境川・清住緑地」では、静岡県、三島市、清水町が共同で自然環境のより豊かなビオトープ化を進めています。また、三島市立長伏小学校と中郷小学校では、校庭内に生態系教育・環境教育の体験的学習の場として「学校ビオトープ」の造成計画が進められています。
→ 清住緑地、学校ビオトープ |
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