乳がん検診

近年、日本人女性の9人に1人が乳がんにかかると言われています。
がんは早期にはほとんど自覚症状がなく発見が遅れがちです。症状が出た時には進行していることが多く、乳房の摘出が必要になることもあります。がんの前段階、もしくは初期の段階で発見できれば早期に治療に繋がり、その後の経過もよいと言われています。
周りの家族や大切な人のためにも、定期的にがん検診を受けることが大切です。
国の指針では、40~69歳の人が2年に1度の乳がん検診を受けることを推奨しています。

実施期間

令和7年5月7日(水)~令和7年10月31日(金)

対象者

40歳以上の三島市民の女性

※当年度末までに迎える年齢
(受診日に39歳でも、3月31日までに40歳になる年齢の方は40歳と表示されます)

以下に当てはまる人は対象外です。
・前年度に三島市乳がん検診を受診した人(無料クーポン対象者を除く)
・乳がんで治療中または経過観察中の人
・豊胸手術後、妊娠中、授乳中、心臓ペースメーカー・植込み型除細動器挿入後、シャント術後の人
・医師に検査の適応とならないと判断された人
・がん検診の結果が要精密検査となった場合に、精密検査を受ける意思がない人

検診無料クーポン対象者

昭和59(1984)年4月2日~昭和60(1985)年4月1日生まれの女性
今年度に限り無料で検診を受けられます!

検診内容

1 マンモグラフィ検査
   40~50歳はマンモグラフィ2方向
   51歳以上はマンモグラフィ1方向  
2 読影
   2名以上の医師が読影を行います

自己負担金額など

検診科目 対象者 検診内容 自己負担金
乳がん検診 40~50歳 女性 マンモグラフィ2方向 1,500円
51~69歳 女性 マンモグラフィ1方向 1,200円
70歳以上 女性 500円

健診(検診)の受け方

1 受けられる健診(検診)を確認する

健診受診カードの受診資格欄に○がついているものが受けられます。

受診資格確認

2 医療機関で健診(検診)を受ける

市内の実施医療機関で受けることができます。
乳がん検診の実施医療機関は次の項目をご覧ください。

3 結果を受け取る

【がん検診】
 以下のアまたはイどちらかを受診時に選択します。
  ア.医療機関で直接説明を受け、結果を受け取ります。
  イ.保健センターから郵送で結果を受け取ります。(受診後2~3か月程度かかります。)

4 要精密検査になった場合

 (1)結果に応じて、受診した医療機関から要精密検査の連絡があります。
 (2)医療機関で結果の説明があります。
 (3)精密検査依頼状を受け取ります。
 (4)精密検査を受けられる医療機関を受診します。
   精密検査を受けられる医療機関は、検診を受けた医療機関に確認してください。三島市内・市外は問いません。
   精密検査は保険診療の対象となります。

  <乳がん検診の主な精密検査>
   マンモグラフィ追加撮影、超音波検査、細胞診、組織診など

  精密検査は必ず受けましょう!!

乳がん検診実施医療機関

医療機関名 電話番号 実施日時 備考
芹沢病院 055-988-2750 月~金
9:00~11:00
13:00~15:00
電話予約制
電話受付時間
9:00~11:30 14:00~16:30
三島総合病院 055-975-8841 月~金
8:30~11:00
土日実施日は要問合せ
電話予約制
電話問合せ時間 9:00~17:00
055-975-2730
三島中央病院 055-971-4155 月~土
14:00~15:30
電話予約制 
予約受付時間 月~金 14:00~16:00

健診受診カードがお手元にない方は

4月下旬にがん検診案内はがきが届いた方


受診を希望の場合は、はがきに記載の方法(Web・電話・窓口)のいずれかで健診受診カードの発行をお申し込みください。

5月以降に三島市に転入、三島市の国民健康保険・後期高齢者医療制度に加入された方


転入前の市町村や加入保険で特定健診・健康診査、がん検診を受けていない場合は、申請をすることにより健診(検診)を受けることができます。
転入・新規加入の方へ

健診受診カード・受診券を紛失した方


保健センター窓口または郵送申請により再発行が可能です。
書類を再発行したい方へ

高齢者施設等に入所している方


高齢者施設等に入所している、または住所を有している方には健診受診カードをお送りしていません。
ご希望の方には健診受診カードを郵送しますので、健康づくり課までお問い合わせください。
※健診受診カードの郵送は原則、1年に1回までです。

ブレスト・アウェアネスのすすめ

 乳がんに関する正しい知識及び乳房を意識する生活習慣のことをブレスト・アウェアネスといいます。女性のがんで最も多い乳がんの対策のために、世界的に広まってきた考え方です。
 乳房の状態に日頃から関心を持つことにより、乳房の変化を感じたら速やかに医師に相談するという正しい受診行動を身に付けましょう。
ブレスト・アウェアネス4つのポイント