絵本のまち三島とは

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絵本のまち三島とは

児童文学者の小出正吾さん、詩人の大岡信さんなどの文人、文化人を輩出してきた土壌のある三島市には、絵本作家の宮西達也さんやえがしらみちこさんがショップを構えているほか、絵本原画展も開催している佐野美術館などの美術館、地域で気軽に絵本にアクセスできる家庭文庫「てんとうむし文庫」や「あひる図書館」といった民間の取り組みなど、絵本との親和性が高いコンテンツが点在しています。

これらのコンテンツを活用し、文化振興、観光促進、商店街の活性化だけでなく、福祉や教育など幅広い分野で魅力あるまちの創造に繋げるとともに、絵本に秘められた力で老若男女すべての三島市民のウェルビーイングの実現を官民協働で目指す、それが「絵本のまち三島」です。

絵本のまち三島宣言

宣言書

令和6年4月26日、市長応接室にて、「絵本のまち三島宣言式」を行いました。

三島市ゆかりの4人の絵本作家(宮西達也さん、えがしらみちこさん、スギヤマカナヨさん、竹山美奈子さん)にご同席いただき、激励のメッセージとともに「絵本のまち三島宣言書」に立会人としてご署名いただきました。


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「絵本のまち三島宣言」

絵本は、わたしたちの創造性や想像力を育み、心の宝物となり、嬉しい時も、悲しい時も、人生のあらゆる場面で、全ての人に寄り添う一生の支えとなる力を持っています。

この絵本の力を活用し、すべての三島市民の皆様とともにウェルビーイングなまちを目指して、ここに三島市は「絵本のまち三島」を宣言します。

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※画像をクリックすると、PDFで拡大版が表示できます。(1.13MB)

キックオフミーティング

キックオフミーティング

令和6年4月26日の「絵本のまち三島宣言式」終了後、絵本作家の皆さんに加え、「三島絵本をたのしむ会」など、絵本に関わる団体の代表者等も合流し、宮西さんを座長にキックオフミーティングを開催しました。

絵本に関連する活動は、現時点でも既に多様な形で行われていますが、「絵本のまち三島」として市内全域を盛り上げていくためには、「点」を「線」へとつなげていく仕組みが必要、という意見をはじめ、様々な提案やアイデアをいただきました。

出席者の発言要旨はこちら

「絵本のまち三島」が目指す将来像

絵屏風

「絵本のまち三島」の目指す将来像を絵屏風にまとめました。

その1(表面)は、「読み聞かせのすすめ」を柱に、家庭や幼稚園・保育園、学校、図書館など、人が集う場所に絵本が浸透している様子を表現しています。

その2(裏面)は、「みんなが絵本に親しむまちづくり」を柱に、絵本が人と人をつなぎ、様々な場所で絵本に出会うことができ、様々な分野に絵本が組み込まれているまちの姿をイメージしています。

現時点で既に行われていること、これから計画していることに加えて、「こんなまちになったらいいな」という、熱い思いをこめて描きました。


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多くの人が関わってこそ実現する「絵本のまち三島」

「絵本のまち三島」を総合的・効果的に推進していくため、三島市では、「庁内検討委員会」と「ワーキンググループ」を立ち上げ、庁内の連携を進めています。

「絵本のまち」は、三島市内外のできるだけ多くの人が、「絵本」に関連する何らかの活動に関わることで実現していきます。今後は、絵本作家の皆さんをはじめ関係者の皆様にアドバイスをいただきながら、文化団体・文化施設・子育て支援団体・商業施設など、官民問わず、絵本をキーワードとして「人」や「場所」をつなげていきたいと考えています。